「これは業者向けと書いてありますが、一般家庭で使っても大丈夫でしょうか?」
建具用金物について、このようなご質問をいただくことがあります。
ただ、実際の現場では 「業者向け金物/家庭用金物」という明確な区別は、基本的にありません。
ここでは、現場での考え方をもとに、
いわゆる「業者向け」と言われる金物の正体を整理します。
Q. 業者向け金物を一般家庭で使っても大丈夫ですか?
A. 多くの場合、問題ありません。「違い」は金物そのものではなく、パッケージや想定販売先です。
「業者向け」と言われる理由
一般的に「業者向け」と言われているものの多くは、
金物そのものが業者専用というわけではありません。
実際には、次のような違いによるものです。
業者向けパッケージと一般向けパッケージの違い
業者向けパッケージ
- 建築資材店・建築金物店など業者向けの専門店で販売
- 説明書が付いていない、または簡易的
- 陳列用のパッケージではない
- 施工知識があることを前提としている
一般向けパッケージ
- ホームセンターなど量販店で販売
- 説明文や使用イメージが記載されている
- 展示・販売しやすいパッケージ
- 一般の方にも分かりやすい構成
この違いから、
「業者向け」や「一般向け」と呼び分けられることがあります。
ホームセンター品は品質が劣るの?
ホームセンターで販売されている商品は、
メーカーがホームセンター向けに開発した製品であることが多く、
価格が抑えられている場合があります。
例えば、
- 通常品は国内工場で製造
- ホームセンター向けは、同じ図面をもとに海外工場(中国など)で製造
といったケースです。
多くの場合、
- 基本的な仕様
- 使用方法
に大きな違いはありません。
そのため、どちらを選んでも問題なく使用できます。
ただし、
- 耐摩耗性
- 耐久性
といった点で差が出ることがあり、
使用頻度が高い場所や、長く使いたい場所では
業者向けパッケージの商品を選んだ方が安心な場合もあります。
「公共向け」という位置づけの商品について
もう一つ、「業者向け」と混同されやすいものに
「公共向け」とされる商品があります。
公共向けの商品は、
- 耐久性
- 耐摩耗性
が一般向けより高めに設計されており、
しっかりした作りになっていることが多いです。
その分、
- 一般住宅ではオーバースペックになる
場合もあります。
ただし、
- デザインが気に入った
- 動作感や機能を重視したい
といった理由で、
一般住宅に使われることも珍しくありません。
公共向けだからといって
一般家庭で使ってはいけない、ということはありません。
最終的には「お好み」と用途次第です。
まとめ
いわゆる「業者向け金物」と言われるものの多くは、
- 金物自体が業者専用というわけではない
- パッケージや販売先の違いによる呼び方
です。
使用頻度や耐久性を重視する場合は、
- 業者向けパッケージ
- 公共向け商品
を選ぶメリットもありますし、
一般家庭で使っても問題はありません。
大切なのは
「どこで、どれくらいの頻度で使うか」
を考えて選ぶことです。
なお、ROCKEYSで取り扱っている商品は、すべて業者向けの商品です。
ごく一部、ホームセンターでも販売されている商品と同じ型のものを扱っている場合はありますが、
その場合中身は業者向け・ホームセンター向けで仕様の差はなく、違いはパッケージのみとなります。
いわゆる「ホームセンター向けパッケージの商品」をお求めの場合は、
ROCKEYSではお取り扱いしていませんので、直接ホームセンターでご購入ください。
また、他社ネットショップ様で販売されている商品の中見がどちらのタイプであるかにつきまして、
弊社では一切把握しておりませんのでご了承ください。




