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【Q&A】引戸金物は「静かさ」と「耐久性」、どちらを優先すべき?

引戸金物を選ぶ際に、
「静かに動くものがいい」
「長く使えるものがいい」
といったご相談をよくいただきます。

どちらも大切なポイントですが、
すべてのケースで一方が正解になるわけではありません。

ここでは、引戸金物を選ぶ際の
「静かさ」と「耐久性」の考え方を整理します。


Q. 引戸金物は「静かさ」と「耐久性」、どちらを優先すべきですか?


A. 使用環境と使い方によって、優先すべきポイントは変わります。


1. 「静かさ」が重視されるケース

引戸金物の「静かさ」は、

  • 開閉音が小さい
  • 動きが滑らか
  • 衝撃が少ない

といった点で評価されます。

静かさを優先したい例

  • 住宅の居室・寝室
  • 夜間に使用する場所
  • 小さなお子様や高齢の方がいる環境

このような場合、
操作感のやさしさや音の小ささが重要になります。


2. 「耐久性」が重視されるケース

一方、耐久性は、

  • 使用回数
  • 建具の重量
  • 長期間の使用

に影響します。

耐久性を優先したい例

  • 店舗や施設
  • 開閉頻度が高い場所
  • 重量のある建具

このような環境では、
多少音が出ても、安定して長く使えることが重視されます。


3. 静かさと耐久性はトレードオフになることがある

引戸金物によっては、

  • 静音性を高めるために
    • 樹脂部品を多く使っている
    • 動作をやわらかくしている

ものもあります。

一方で、

  • 金属部品中心
  • シンプルな構造

の金物は、
耐久性に優れる反面、動作音が出やすい場合があります。

必ずしもすべてが当てはまるわけではありませんが、
設計思想による違いがあることは知っておくと安心です。


4. 使用条件を整理すると選びやすくなる

選定の際は、次の点を整理すると判断しやすくなります。

  • どこで使うか(住宅/店舗/施設)
  • どれくらいの頻度で使うか
  • 建具の重量・サイズ
  • 音にどれくらい配慮したいか

これらを踏まえて、
静かさを優先するか、耐久性を優先するかを決めるのがおすすめです。


5. 両立できる金物もあるが、条件確認が重要

近年では、

  • 静音性と耐久性の両立
    をうたう金物も増えています。

ただし、

  • 使用条件
  • 建具重量
  • 取付精度

によっては、期待通りの性能が出ないこともあります。

カタログの性能だけでなく、
使用環境に合っているかを確認することが大切です。


まとめ

引戸金物の選定では、

  • 静かさを優先すべきケース
  • 耐久性を優先すべきケース

があり、どちらか一方が常に正解とは限りません。

使用環境や使い方を整理したうえで、
何を優先したいかを明確にすることが、
後悔しない金物選びにつながります。


追記:カタログ表記から設計思想を読み取る

引戸金物のカタログを見ると、
「使用用途」や「耐荷重」について明記されている商品も多くあります。

これらの表記は、単なるスペックではなく、
その金物がどのような使われ方を想定して設計されているか
という設計思想を読み取るヒントになります。

たとえば、

  • 住宅向けと明記されているか
  • 高頻度使用を想定しているか
  • 耐荷重にどれくらい余裕を持たせているか

といった点を見ることで、
「静かさ」と「耐久性」のどちらを重視した製品なのかを推測しやすくなります。

各メーカーの公式サイトには、
PDF形式のカタログが掲載されていることが多いため、
時間があれば一度目を通してみるのもおすすめです。

また、ROCKEYSの各ショップサイトでは、
カタログ表記に加えて、
お客様からよく寄せられる質問をもとにした「店長メモ」を追記しています

カタログだけでは分かりにくい

  • 実際の使用感
  • 選定時の注意点

などを補足する情報として、
あわせて参考にしていただければと思います。

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