パターン2:コストを抑えてDIYしてみたい
自宅の部屋を防音室みたいにDIYしたい!
インターネットで防音に関する情報を集めています。
できることは自分でやって、
できるだけコストを抑えて作りたい!
簡単な道具は揃っています。
どの程度の防音をご希望されていますでしょうか?
簡単にDIYできる順にご紹介すると、
1.扉の周りの隙間をゴムパッキンなどでふさぐ
2.防音効果のあるカーテンに替える
3.扉を改造して防音仕様にする
4.壁面に吸音・遮音効果のあるシートや板を張る
などがあるかと思います。
「1.扉の周りの隙間をゴムパッキンなどでふさぐ」
音漏れの主な原因は「隙間(スキマ)」です。
音が通る隙間を埋めることで、防音効果を大きく高めることが可能です。
一般的なスポンジ製の隙間用テープに比べてこちらのエアータイト材は
重たい扉(玄関のスチールドアなど)でもへたれにくく、
密着して隙間をシャットダウンします。
水やカビにも強いです。
●扉用後付エアータイト材(糊付) ASS-5/ASS-6
テープ糊が付いたタイプだと、テープを剥がして張るだけなので簡単です!
「2.防音効果のあるカーテンに替える」
一般的に高音域の音を遮るのは得意なようですが、
車や工事など振動を伴うような音の防音は不得手のようです。
部屋の中の音(楽器の音・ペットの鳴き声など)を
外に漏らしたくないときなどに有効と言われています。
設置のポイントは「外の空気と室内の空気を遮断するように取り付ける」こと。
カーテンの裾を床ギリギリの長さにしたり、
両サイドが巻き込みタイプのものを使用すると効果がよりUPします。
「3.扉を改造して防音仕様にする」
扉の下部にスーパータイトを設置します。
スーパータイトとは・・・
▼スーパータイト 開き扉用 |
▼スーパータイト 引戸用 |
スーパータイトとは、扉の下部の隙間をシールする(埋める)金物です。
扉を開け閉めするのに合わせて、シール部分(画像の黒ゴムの部分)が上下します。
扉が開いた状態のときは、シール部分が上がります。
扉を閉じると、シール部分が下がって、隙間を埋めます。
部屋の気密性を高めてくれるので、
防塵・防菌ルーム(クリーンルーム)や、防風性能・防音性能を高めたい場所で良く使用されています。
取り付け方は比較的簡単です。
上記画像のような扉の下部に取り付けます。
主な取付パターンはこちら(開き扉用の場合)
彫り込みタイプ・埋め込みタイプ・面付けタイプがあります。
彫り込みや埋め込みで設置すると扉周りがスッキリしますが、扉に後付したいときは面付けタイプが簡単でおススメです。
(※取付パターンの選定は現場の状況によりご判断ください)
「4.壁面に吸音・遮音効果のあるシートや板を張る」は
パターンC:本格的な音楽室が作りたい(準備中)でご案内します。
「パターンA:静かに寝たい・・・」のオススメ対策へ
「パターンB:コストを抑えてDIYしてみたい」のオススメ対策へ
「パターンC:本格的な音楽室が作りたい」のオススメ対策へ(準備中)